このたび三条市立大学は、
(本社:長岡市東蔵王2丁目2-34)と「イノベーションの創出に関する連携協定」を締結しました。1月8日に本学で協定締結式を執り行い、日本精機の佐藤浩一代表取締役社長と本学のアハメド シャハリアル理事長が協定書に調印をしました。
本協定は日本精機の技術開発分野におけるノウハウと本学の実学重視のカリキュラムを融合させ、イノベーションを創出し社会の発展を目指すことを目的とし、次の事項について連携・協力していきます。
連携事項
(1)技術開発に関する教育・研究活動
(2)製品の付加価値向上に資する教育・研究活動
(3)イノベーション創出を担う人材育成に関する事項
(4)その他、前条の目的を達成するために両者が必要と認める事項
「S-POCリサーチ」を来年度(令和7年度)から開始へ
協定締結式では、具体的な取組みの一例として「S-POCリサーチ」プログラムをご紹介しました。
同プログラムは、新製品やサービスの開発の前段階で行われるPOC(Proof of Concept:技術の概念実証)の考え方をもとにした本学独自のカリキュラムです。企業が持つ技術と、本学の学生のクリエイティビティをかけあわせて新たなニーズ・用途を創り出し、技術の実用性を実証することを目指しています。 来年度、日本精機と本学はまず4年生の卒業研究の一環として行い、日本精機の技術シーズをもとに商品開発のプロセスを学生がリアルに経験しながら学びを深めていきます。