研究分野
電子機械
学位
博士 (工学)
経歴
東京電機大学博士後期課程単位取得退学後、同大学助手、助教、民間企業の技術顧問、専門学校非常勤講師等を経て、2022年4月より現職。
所属学会
日本機械学会、エレクトロニクス実装学会、ライフサポート学会
受賞歴
- エレクトロニクス実装学会 第30回春季講演大会 研究奨励賞
論文発表・掲載情報
論文
- 野口祐智, 斎藤之男, 角田興俊, 富田英雄:静電容量型センサによる微細プリント配線欠陥検査システムに関する研究,エレクトロニクス実装学会誌,14, 3号, pp.212-219 (2011.5)
- 野口 祐智,小畑修二:テニスラケットのゴム輪による除振効果(有限差分法による数値解析),日本機械学会論文集(Trans-JSME 2016 年 82 巻 842 号 16-00273 )
担当授業等
計測工学、プロジェクト演習Ⅲ、プロジェクト演習Ⅳ、産学連携実習Ⅰ、産学連携実習Ⅱ、メカトロニクス演習、プロトタイピング演習、工学実験、卒業研究Ⅰ、卒業研究Ⅱ
研究室
ICTエンジニアリング研究室
最近はありとあらゆるモノに様々なセンサが搭載され、装置が安全にきちんと動作しているかを監視しています。センサの役割は、「危険が有ったら止める」→「予測して事故や故障を未然に防ぐ」に変わってきています。予測するためには瞬間的な情報だけではなく、継続的な変化を捉える必要があります。センサの情報をどのように装置に反映させるか(進化)に加え、得られた情報を大量のデータを分析することで予防や警告する仕組みを作るか(深化)、さらに製品としての価値に結び付けるか(真価)が求められています。一例として、皆さんの持っているスマートフォンの中に入っているセンサ(加速度センサやマイク)もアプリの活用や簡単なプログラミングで計測器して故障原因を探すことができます。
本研究室では、重度障がい者や高齢者が利用する多機能な電動車いすが安全に走れるように、安価なセンサを組み合わせて乗っている人も周りの人も安全に暮らせるシステムを開発を目指しています。