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本学学生が「2025実践教育研究発表会」で学生発表賞を受賞しました

令和7年8月22日(金)から23日(土)にかけて開催された「2025実践教育研究発表会」(主催:実践教育訓練学会)において、4年生の岩谷 眞幸さん(金型設計製作技術研究室)が「学生発表賞」を受賞しました。

発表テーマ

金型鏡面磨き作業の標準化

射出成形で使用する金型の鏡面磨き作業は、製品の品質を大きく左右するものです。そのため、精密な仕上がりが求められる現場では高い精度が求められます。しかし、この鏡面磨き作業は熟練の技能と経験に依存する部分が大きく、標準化されておらず技能伝承が課題となっています。

本テーマは、その課題に対してアプローチし、誰が作業しても一定の品質を担保するための鏡面磨き作業の標準化を目指しています。鏡面磨きの数値化を行い、グラフなどでデータ化し、そして検証を繰り返してから標準化するというもので、今回はその手法が評価され、受賞に至りました。

岩谷さんコメント

初めての学会発表で、発表者には学生が少なかったのでとても緊張しました。自分自身、発表することが得意ではないので、研究室の仲間や先生にも協力してもらったり、ひとりでも何度もプレゼンの練習をしたりしました。受賞できて嬉しいです。

学会発表は8月下旬に行われたため、まだまだ研究途上でしたが、岩谷さんは引き続き卒業研究として取り組んでいます。

受賞した岩谷さん(左)と指導教員の星野教授(右)

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