学部紹介

カリキュラム

4年間の学び

本学が考える実学的な学びとは、知識のインプットだけでなく、 様々な場面でアウトプットし、体験として習得することです。
そのため、4年間の学びの中で、大学と企業を行き来するカリキュラムを組み、学びが着実に身に付くものとなることを目指しています。

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ピックアップ授業

工学

CADを用いた機構・設計に関する科目

機構・製図基礎:機械を構成する機構・要素部品の形状や特徴を学んだ後、図面の読み方や3次元形状を把握する能力を習得し、さらに3次元CADの操作方法を学びます。

設計製図演習Ⅰ:3次元CADの基本的な操作方法、設計方法、図面化などを簡単な機構ユニットを題材に習得します。

設計製図演習Ⅱ:3次元CADを用いた高度な設計方法や検証方法(シミュレーションなど)を学修し、仕様に基づく機構ユニットの設計が可能になる応用力を養います。

メカトロニクス演習

マイクロコンピュータ制御、モータの駆動制御、センシング技術などの基礎的な演習を行うほか、リンク機構を利用した簡易なロボットアームの制御を通じて、位置決め制御やロボットの基礎的な仕組みを実践的に学びます。

地域産業を支える技術群に関する科目

金型産業技術論:燕三条地域のものづくりの競争力と持続力とともに金型産業における日本の優位性や技術的魅力等を地元企業経営者が講義します。

プラスチック産業技術論:成形方法、コスト分析、マーケットリサーチ、安全性などの要因分析を踏まえ、最適な樹脂材料の選択プロセスを企業における実例により学びます。

刃物製造技術論:刃物製造に必要な自由鍛造加工、研磨・研削加工、切削加工について、地場産業における刃物製造工程の実例に基づいて理解し、材料特性がプロダクトデザインに及ぼす影響を地元企業経営者から学びます。

機械工作実習

各種加工機を安全に取り扱い、それぞれの特徴を生かして使いこなせるようになることを目標とします。技術者として様々な条件を総合的に判断し、最適な作業や生産方法を企画できる能力を養います。

プロトタイピング演習

プロダクトやサービスを企画してから販売出来る段階まで作りこむには、試作段階を意味する「プロトタイプ」を作ることは欠かせないプロセスです。プロトタイピング演習では実務家教員による指導のもと、3Dプリンターやマイコンなどのツールを用い、プロトタイプの設計や制作、検証や評価の演習をグループワークで行います。

実用プログラミング演習

機械の設計や開発を行う際に必要なプログラミングの知識を、さらに高度に学ぶ演習科目です。C言語を用いたプログラミング演習基礎の内容をベースに、関数やポインタ、ファイルの入出力や信号処理などを扱い、応用的な技術を実践的に学びます。プログラム開発をグループで行う演習を通じて、ソフトウェア開発のフローを体験します。

マネジメント

経営学

経営組織論:経営組織に関する基本的な概念と理論を理解し、企業の直面する様々な課題に対し多角的に考察する能力を身につけていきます。

経営戦略論:「事業戦略論」と「企業戦略論」の基礎を体系的に学びます。前者は戦略的意思決定や競争上の優位性の持続について扱い、後者は成長を目指す企業が行う様々な成長戦略の策定・実行について扱います。

技術マネジメント論

製造業を行う企業の固有の技術を守って発展させていくための方法論や、製品が持つ価値を戦略的にマネジメントするための理論や方法を体系的に学ぶ講義です。また、イノベーションを起こしてビジネスをサステナブルにするための方法論や組織構造の在り方についても学びます。

R&Dマネジメント

プロジェクトマネージャとしてR&D(技術開発)を推進するために必要な知識、企業のリソースや技術を効率よく管理・運用するための知識を修得します。製品開発で想定されるリソース管理、生産管理、品質問題のリスクについて学ぶほか、具体的な事例を用いてグループワークを行い、実践的なR&Dマネジメントについて疑似的に経験します。

プロジェクト演習Ⅰ- Ⅳ

1年次と2年次に集中的に学ぶ、PBL(Project-Based Learning/課題解決型学習科目)です。企業や社会の課題解決をするケーススタディや調査・分析のワークを通じて、ロジカルシンキングや分析的思考力を高めます。また、グループワークやディスカッションなどのチームワークでコミュニケーションスキルも養います。グループワークでは誰もがファシリテーションを経験するため、それぞれがリーダーシップを繰り返し学べるようにカリキュラムが構成されています。

マーケティング論

商品やサービスが売れる仕組みを顧客起点で考えるマーケティングの理論を学びます。顧客のニーズをどのように調査分析し自社サービスの開発に活かしていくか、データドリブンな思考力も鍛えます。

アントレプレナーシップ

起業するにあたり必要な知識や持つべきマインドについて理解を深めます。ケーススタディや資金調達などの実践的学習を経て、最終的には自分でビジネスプランを書けるようになります。自分のキャリアを考える時に、「起業」という選択肢も持てるようになることを目指します。

産学連携実習

燕三条リテラシ

世界有数のものづくり技術の集積地である燕三条地域が発展した背景や金属加工の歴史、大胆に流通網を構築した商流における革新的ストーリーなどを学びます。また地域の多様な業種の企業を訪問して先人たちの話を聞くことで、ものづくり業界や燕三条地域に対する理解を深めます。

産学連携実習Ⅰ

異なる3つの企業で、各2週間の中期実習を経験します。多くのものづくり企業が持つ機能としての「企画」「開発」「生産」という異なるプロセスをそれぞれ経験することで、大学の座学で学ぶ理論と実際のビジネス現場における繋がりを感じ、自らの体験としてインストールします。

産学連携実習Ⅱ

2年次の実習で得た経験から自らの興味の所在を確認し、3年次の実習先を選びます。ここでは1社で16週間の長期に渡って実習を行います。ビジネスの現場に存在する課題の解決をどのように考え、解決に導くべく取り組むことができるのか、経験を通じて限界や成功を垣間見るための高度な実習プログラムです。

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