NEWS
産学連携実習における取組の紹介
4年生荒井優斗さん(当時3年生)が令和6年度「産学連携実習Ⅱ」において株式会社マルト長谷川工作所で実習を行いました。
実習の中で携わった、創業100周年を記念した社員への記念品(ノベルティグッズ)がこの度出来上がり、現品を手にした荒井さんに話を聞きました。
Q.今回実習で取り組んだことを教えてください。
A.ノベルティグッズ企画は、グループでのアイデア出しから始まり、実際のノベルティ調査、プレゼン準備、社長プレゼンの流れで進みました。社員の方たちとの交流を通じて、皆さまに喜ばれるものを考えていきました。
「燕三条地域とのつながり」「マルトと言えば!」など、テーマやコンセプトをいくつか提案し、最終的には、KEIBAブランドにちなんだ馬蹄型の馬革コインケースに決まりました。

Q.苦労したことや大変だったことはどんなことですか。
A.社員の皆さまの理解を深めていってどんなものが求められているかを把握することが最初の課題でした。実用性、見栄え、実際にもらって嬉しいかなど複数の視点から考えていくのが難しかったです。
Q.実際に現品を手にした感想を教えてください。
A.自分が提案していったものが実際に手元に届き、大変嬉しく思います。実習期間中はいくつかの課題に取り組みましたが、特に時間をかけた内容だったので、上手くいってホッとしています。
製品ではないですが、マルト100周年の記念品という特別なものを作る過程に少しでも携わることができてよかったです。

Q.実習全体を通して、学べたことや自分自身の力になったと感じることを教えてください。
A.製品の開発と改良に参加させてもらったことで、製品について考える際に、どんな目線で見ればいいのか、どう改善していけばいいのかなどを知ることができました。
うまくいかなかったこともありましたが、振り返ってみると、大学の講義だけでは学べない部分を鍛えることができたと感じています。

実習先企業情報
株式会社マルト長谷川工作所
(新潟県三条市土場16番1号)
― 産業・工作用で使われるKEIBAブランドの工具、MARUTOブランドのネイル・美容向け商材の2つのブランドを中心にグローバルに活躍。2024年で創業100周年を迎えた。