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日本精機の寄附講座「NS POCプログラム」始動!選抜学生への奨学生認定式を行いました

三条市立大学と日本精機株式会社(本社:長岡市東蔵王2丁目2-34)は今年度、寄附講座「NS POCプログラム」を開始し、選抜された学生に対し独自の奨学金を給付することになりました。
7月2日に行われた奨学生認定式では、日本精機の佐藤浩一代表取締役会長から選抜学生に認定証が授与され、「失敗を恐れずに多くのことに挑戦し、自らの可能性を広げていっていただきたい。大学で学んだ知識を生かしながら、日本精機の技術もあわせて学び、学生ならではの視点でアイディアを出し積極的に活動されることを期待しています。おふたりの努力と成長を心から応援しています」と激励の言葉が贈られました。

寄附講座「NS POCプログラム」について
本プログラムは日本精機の技術開発におけるノウハウと三条市立大学の実学重視のカリキュラムを融合させてイノベーションの創出を目指すもので、学生の興味・関心や知識・経験のレベルにあわせて様々な取組みを行っています。
(1)Tech MEET UP (全学年対象イベント)
日本精機の技術・製品を学内で展示し、社員の方々との交流等を通じて低学年のうちから日本精機の技術に触れて理解と関心を深めます。
(2)社員による特別講義
3年生対象の選択科目「イノベーションマネジメント」のなかで社員による特別講義を実施し、イノベーション創出に向けた具体的な取組みについて学びます。
(3)POC (技術の概念実証)
学生が自らアイデアを出し日本精機の技術シーズを用いた新製品やサービスの実現可能性を検証する「POC(技術の概念実証)」を行います。選抜された4年生が卒業研究として行うもので、選抜学生に対しては奨学金が給付されます。今年度は2名の学生が選抜されました。
本プログラムは、今年1月に締結した「イノベーションの創出に関する連携協定」に基づき、日本精機からの寄附金によって開設・運営されるものです。ご支援に対し、心から感謝申し上げます。
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