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改組構想に関する第2回アドバイザリーボードを開催しました。
お知らせ
三条市立大学では、ものづくりの現場において、生産性や利便性を飛躍的に高めるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、脱炭素の世界的潮流等を受け、グリーン分野における人材需要も高まっていることから、文部科学省「大学・高専機能強化支援事業」の支援を受け、デジタル・グリーン分野の学びを拡張することを検討しています。
検討過程において、社会のニーズに合致した有為な人材育成を図る観点から、地域産業界、人材育成に関する有識者等と幅広く意見交換を行うため、アドバイザリーボードを設置しており、令和7年9月24日(水)に第2回アドバイザリーボードを開催しました。


会議では、シャハリアル学長から、第1回アドバイザリーボードでいただいた意見を踏まえ燕三条地域はもとより、日本国内外での事例調査やヒアリングなどを行い慎重に検討した結果、令和9年4月に工学部技術・経営工学科の収容定員を増加させ、今後の社会においてものづくりを持続的に発展させるために不可欠な要素である「デジタル化」「環境対策」を学びに取り入れ、地域産業の競争力を高め、次世代産業を担う「イノベーティブ・テクノロジスト」を育成し、地域社会へ貢献するとのビジョンが示されました。
委員からは、大学経営を取り巻く環境の変化、大学生の進路に関する意識、企業のデジタル・グリーン分野に関する取組みと課題と三条市立大学への期待など多くの声が寄せられ、有意義な意見交換がなされました。
次回のアドバイザリーボードは12月に開催する予定です。