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令和7年度 卒業式を挙行しました
令和8年3月22日(日)、本学体育館にて、令和7年度 三条市立大学卒業式を挙行しました。
当日は晴れやかな雰囲気の中、工学部 技術・経営工学科の67名が本学を巣立ちました。
式典では、シャハリアル学長より卒業生代表の深澤 奈央さんへ学位記が授与され、その後、学長から式辞の中で、卒業生に向けてはなむけの言葉が贈られました。
また、卒業生代表の吉田 亜美さんが謝辞を述べ、在学中の思い出や支えてくださった方々への感謝、そして未来への決意を語りました。
教職員一同、卒業生の皆さんの新たな門出を心よりお祝いするとともに、今後のご活躍をお祈り申し上げます。




滝沢 亮 三条市長








学長式辞
卒業生の皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます。そして今日まで深い愛情をもって支えてこられたご家族の皆様、関係者の皆様に、心よりお祝いと感謝を申し上げます。
4年前、私はこの場所で皆さんに「Welcome Aboard」「ご搭乗を歓迎いたします」と申し上げました。あの日、マスク越しの新入生の皆さんを前に、不確実性の時代をどう生き抜くか、時間とエフォートをどうマネジメントするかを語りました。あれから4年。皆さんは本当に、時間を味方につけました。
創設間もない大学で学ぶということは、整えられたレールを歩むことではなく、自ら道をつくることでした。皆さんは第二期生として、大学の歴史そのものを共に創り上げてくれました。授業も、実験も、地域連携も、課外活動も、「前例がない」中で一つ一つ形にしてきました。
学生が成長しただけではありません。大学もまた、皆さんと共に成長しました。燕三条という300年のものづくりの地に根を張りながら、私たちは「創造性豊かなテクノロジスト」の育成を掲げ、挑戦を続けてきました。地域企業との連携、実践的な学び、学際的な知の融合。そのすべてに、皆さんの姿がありました。皆さんの真摯な姿勢、失敗を恐れず行動する姿勢が、本学の文化を形づくったのです。私はかつて、「成功の反対語は失敗ではない。行動しないことだ」とお伝えしました。皆さんは行動しました。挑戦しました。そして、成長しました。
これから皆さんは、それぞれの道へ進みます。社会は依然として不確実で、変化のスピードはさらに加速していくでしょう。しかし、どうか忘れないでください。未来は予測するものではなく、創るものです。皆さんは、蓄積された経験の中から新たな価値を生み出す力を身につけました。技術を学び、考え抜き、仲間と議論し、地域と向き合い、自らの限界を押し広げてきました。その積み重ねは、必ずや社会に新しい光を灯します。
小さな地方都市からでも、世界を変えることはできる。その証明を、これから皆さん自身が体現していくのです。もし迷うことがあれば、ここ三条を思い出してください。五十嵐川の流れを、ものづくりの音を、仲間と語り合った教室を。ここは、皆さんの原点です。
皆さんは本学の第二期生です。しかしそれ以上に、三条市立大学という挑戦の物語を共に築いた「共創者」です。どうか自信をもって胸を張ってください。どうか誇りを持ってください。そしてこれからも、時間を味方に、エフォートを力に、行動し続けてください。
皆さんの未来が、社会を好転させる力となることを、私は確信しています。卒業生の皆さんの前途に、限りない祝福と期待を込めて、私の式辞といたします。
令和8年3月22日
三条市立大学 学長 アハメド シャハリアル
卒業生謝辞
日差しが日一日と温かさを増し、春の息吹を感じるこの佳き日に、このような盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。こうして素晴らしい日を迎えられましたこと、卒業生一同、心より感謝申し上げます。
振り返れば四年前、私たちが入学した2022年は、まださまざまな制限が残る中での大学生活の始まりでした。期待と不安が入り混じる中でのスタートだったことを思い出します。
私たちは三条市立大学の第二期生として入学いたしました。第一期生の先輩方が築いてくださった道をたどりながら、私たちなりに大学生活を重ねてきた四年間だったと思います。新しい大学の歴史の中で学ぶことができたことは、私たちにとって大きな誇りです。
また、本学には県内外から多くの学生が集まり、異なる地域で育った仲間と出会い、価値観や考え方の違いに触れる中で、多くの気づきや学びを得ることができました。課題に取り組む中では互いに切磋琢磨し、励まし合いながら努力を重ね、いつしかかけがえのない仲間となりました。
大学生活では、さまざまな学びの機会に恵まれました。リーダーシップについて学ぶプログラムや海外での交流の機会を通して、新しい視点に触れることができました。また、企業や地域と関わる学びの中で、実際の現場に触れながら「ものづくり」について考える貴重な経験を積むことができました。
このように充実した日々を三条市立大学で過ごすことができたのは、私たちを温かく導いてくださった先生方、貴重な学びの機会を与えてくださった企業や地域の皆様のご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
また、どんな時も私たちを見守り、支えてくれた家族の存在があったからこそ、ここまで歩んでくることができました。この場をお借りして、深く感謝の気持ちを伝えたいと思います。
そして、ともに学び、ともに支え合った仲間との思い出は、これからも決して忘れることはありません。楽しい時も困難な時も、仲間がいたからこそ乗り越えることができました。
私たちはこれから、それぞれの道へと歩み始めます。どんな未来が待っていようとも、三条市立大学で得た学びと経験を胸に、自分の選んだ道に誇りを持ち、社会に貢献できるよう努力を続けていきたいと思います。
結びに、本日ご臨席賜りましたすべての皆様に、改めて深く感謝申し上げ、卒業生代表の謝辞とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
令和8年3月22日
卒業生代表 吉田 亜美