学生インタビュー

01 水力学

4年 太田 由宇さん

高校の頃に物理が好きだったこともあり、水力学の授業が特におもしろかったです。力学の場合は剛体を一つや二つ考えればよかったけれど、流体の場合は流体の粒子一つ一つに着目するのか、それはできなさそうだから近似するのか…など、疑問や興味が尽きませんでした。流体を扱うことは、一見難しそうですが、簡単な物理法則と数学で、意外と簡単に扱えてしまうことに面白さを感じています。また、この授業は中間テストが3回あるため、定期的に勉強する必要があります。人によっては苦だと感じるかもしれませんが、私はみんなで切磋琢磨して勉強するこの雰囲気が好きでした。実際にこの科目のおかげで勉強の習慣がつき、他の科目の課題や勉強をするきっかけにもなりました。この授業を通して、何気なく食器洗いをしている時に見る水道管も、実家の花や植物にホースで水をあげる時も水力学を考えてみることにつながり、日常で広い視点を持つことができるようになったと思います。

02 プロジェクト演習I・II

3年 吉田 星一朗さん

プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ は、座学の授業と違い、2限分の3時間を通してグループワークに取り組むおもしろい演習です。様々なテーマについて基本的にはグループワークで進んでいき、出されたプロジェクトテーマについてグループで考えて意見をまとめ最後にプレゼンをするものです。プロジェクトテーマは、どれもが企業の現状を変えていくような興味深いもので、自分が社会に出た時に直面するであろう現実的なテーマが多く、自然と真剣に取り組みたくなります。また、毎回違うメンバーでグループを作って活動するので、初めて話す人とグループワークをするためのコミュニケーション力や、大人数の意見をどのようにすればいい形でまとめられるか考え、最終的にはプレゼンというかたちに持っていくマネジメント力が身についたと思います。授業の回数を重ねていくうちに、自分だけでなく周りの人も意見を積極的に出すようになり、またプレゼンの内容や発表の仕方、スライドなどの資料の質も上がっていくのがよくわかりました。自分が就職した後も使える力が身についたことが実感できる演習でした。