工学を学ぶ

工学を複合的に学び、思考力・分析力を身につける。

学びのポイント

  1. 機械工学を中心に、様々な工学を複合的に学ぶ
    • 世の中の「動く」、「流れる」などの現象を科学し、ものに活用する機械工学。その分野を中心に据えて、電気や磁気、光などを科学する電気・電子工学、自動化に不可欠な情報・制御工学など、1つの分野にとらわれない工学が複合的に学べます。
  2. 最先端の知識を学ぶ
    • 日進月歩の工学知識と技術。物理や数学などの基礎知識に加えて、スタンダードから一歩先行く知識と技術を先端機器なども活用して学べます。
  3. 実践経験豊富な企業経営者の講義で、新素材・新技術等の活用事例を学ぶ
    • 役立つものには秘密があります。実践経験豊富な企業経営者による講義で、その人だけが知る、開発、生産などの秘訣を学ぶことができます。

機械工学を中心に4つの工学を複合的に学ぶ

機械工学、材料工学、電気・電子工学、情報・制御工学などの幅広い工学分野の理論を垣根なく複合的に学ぶことで、創造性豊かなテクノロジストに必要となる複合領域を育みます。

4つの工学 科目例

機械工学設計製図演習Ⅰ・Ⅱ、機械工作実習、加工シミュレーション、CAE工学 など
材料工学材料工学概論、実用材料工学、高分子材料工学、複合材料工学 など
電気・電子工学電気工学、電子工学、メカトロニクス演習、IoTセンサ工学 など
情報・制御工学プログラミング演習基礎、実用プログラミング演習、機械学習技術論 など

マネジメントを学ぶ

生み出したアイデアの実現可能性を高める。

学びのポイント

  1. 実際の現場を経験することで、本物のワークフローを学ぶ
    • 学内教育を机上の空論で終わらせません。学内で理論を学ぶとともに、実際の企業現場でワークフローを見て、聞いて、体感することで理解を深め、企業活動全体を俯瞰する力と知識と技術の活用実態を学びます。
  2. ものづくり技術と技術のマネジメントを通じ、アイデアを実現する手法を学ぶ
    • 新たに優れた知識・技術を発見しても、その活用は一筋縄ではいきません。実用化には複数の技術やマーケティングなどの多角的なマネジメントが必要となるため、アイデアを具現化するための手法を一貫して学びます。
  3. 企業経験豊富な講師陣によるマネジメント理論の実践例を学ぶ
    • 技術や商品を市場に実装するためには戦略やストーリーが必要です。企業経験豊富な講師陣による講義で、市場ニーズに基づきものが売れる仕組みや、技術や資源のマネジメントなどに関する理論を学ぶことができます。

技術を社会に実装するために必要となるマネジメントを学ぶ

アイデアをイノベーションにつなげるためには、単なる技術の開発にとどまらず、技術を市場に展開する必要があります。人、物、資金、情報などのマネジメントを多角的に学び、アイデアの実現可能性を高める力を身につけます。

マネジメント 科目例

人のマネジメント人的資源管理 アントレプレナーシップ 技術インシデント/危機管理 など
物のマネジメント製品開発プロセス R&Dマネジメント など
資金のマネジメント経営学基礎、簿記会計入門 企業会計 など
情報のマネジメントデータとビジネス

創造性を育む

知識と知識を経験でつなぎ、アイデアを創り出す。

学びのポイント

  1. 知識と知識を経験的学修によりつなぎ合わせることでイノベーションを生み出す創造力を手に入れる
    • アイデアは知識だけでは生み出されません。知識に加えて、見る、聞く、体感するなどの様々な経験が組み合わされることで創造力が育まれ、結果としてアイデアが生まれます。
  2. 単なる思い付きや閃きで終わらせない、アイデアの生み出し方と実現化するためのプロセスを学ぶ
    • 本学では「個人の創造力×ダイバーシティのあるチームワーク」を通して、アクティブラーニング形式でイノベーションのプロセスを学びます。
  3. 業界トップランナーの講義で、成功実体験を学ぶ
    • 過去にイノベーションを生み出した者にしか語れない経験やノウハウがあります。本学では地元企業から産業界のトップランナーを招へいし、イノベーションに至るプロセスや、会社成長に向けた努力など、それぞれの企業のストーリーから学びを得ます。

知識と知識を経験でつなぎ創造性を育む

学内で行う工学系科目やマネジメント系科目等で得られる知識をいきなり企業現場で活用することは容易ではありません。そのため、本学では、学内で行うプロジェクト型学習(プロジェクト演習、プロトタイピング演習など)と学外で行う企業見学や学外実習(燕三条リテラシ、産学連携実習Ⅰ・Ⅱ)を取り入れ、学年が上がるごとに基礎から応用へと知識を高度化させるとともに、経験的な学修により知識をつなぎ合わせながら創造性を育みます。

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創造力はどのように生まれるか